カルガモの親子
亀
羽黒蜻蛉
銀やんま
オシドリ夫婦
白鷺
五位鷺
鷺が空腹なんだろう、一晩中川の中に立ちつくしてジッと川面を見詰めていることがある、月明かりや外灯の明かりを頼りに。カルガモが夜、散歩中の足元から飛び立つことがあるが夜空の電線を巧みに避けて飛ぶ。鳥の目が「鳥目」で夜目が利かないというのは嘘だ。
この川に鯰(なまず)が今も棲息していることを誰も知らない。僕が最初に目撃したのは《能登半島地震》(H19/3/27)の前日のこと!その日も土手を散歩していたら、40cm程の鯉の様な黒い魚影が水面に浮上して忽ち反転して底に消えた。その魚影は頭でっかちで胴体が異様に細かった。その動きはヌニョロヌニョロ~と胴体をS字状にくねらせた。鯉には垂直に昇降する習性はない。得体の知れぬ魚影だった。翌日大地震が発生。僕の脳裏ではその時点で未だ前日水面に浮上した異様な魚影と大地震は結び付こうとしなかった。大地震の余韻が未だ残っている頃のこと、鯉達の恋の季節の終焉が近づいていた。毎日観察を続ける僕の目に、あの異様な魚影が何匹も水面近くをクネクネと泳ぎ回っているのが映った。普段は全く姿を見せることがないのにまるで無防備・無警戒。こ奴らも恋に狂って目立ちたがっている。それは鯰だった。
そうと分かった途端《能登半島地震》の前日に見た鯰の異常行動が想い起こされた。鯰には確かに地殻変動の予兆(地殻の軋み)を探知する能力があるのではないか、これが僕の感想。
次に蛇は意外と迂闊モノだという話。散歩中鷹合川で蛇を結構目撃する。
初夏の一日僕は土手兼農道を散策していた、土手は草叢となっていた。草叢を踏みつけながら歩を進めると靴底がグニャッと異様なモノを踏んづけた。咄嗟に目を遣ると必死に逃げ去る1m余の縞蛇。ゾッとした。しかし考えてみると縞蛇は結構迂闊モノ、人に踏んづけられるとはドーヨ(`´)。これが蝮(まむし)なら僕の足に咬みつき、僕はあえなく路傍で果てていた、この果て方は本望とは言えない。因みに蝮なら最近も郊外の舗装道路上で轢き殺されているのを見た、いるのだ(>_<)。国分の川縁でビッコの縞蛇に出会ったらそいつは僕に踏んづけられて逃げた迂闊モノですので宜しくぅ。