2009年10月16日金曜日

富士山本宮・浅間(せんげん)大社



三連休2日目、始まりは《富士山本宮浅間大社》。今日のメインテーマは、富士五湖を巡って富士山を遠景にした絵になる構図を探すこと。
《富士山本宮浅間大社》に到着。

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 

富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、静岡県富士宮市にある神社である。式内社名神大社)、駿河国一宮で、旧社格官幣大社。日本国内に約1300社ある浅間神社の総本宮、富士信仰の中心地である。大宮浅間とも呼ばれる。富士山神体山としている。

市街地に本宮、富士山頂上に奥宮がある。また、富士山の8合目より上の部分は、登山道、富士山測候所を除き、浅間大社の境内である。ただし、静岡県、山梨県の県境が未確定のため、土地登記はしていない。

現在は浅間大神(あさまのおおかみ)と木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を主祭神とし、夫神の天津日高日子番能邇邇芸命(あまつひこひこほのににぎのみこと)、父神の大山津見命(おおやまつみのみこと)を配祀する。元々の祭神は富士山の神霊「浅間大神」であるが、いつの時代からか、神話に登場する木花之佐久夜毘売命と同一視されるようになり江戸時代に定着した。現在でも一般的な認識では浅間大神と木花之佐久夜毘売命は明確に区別されてはおらずほぼ習合した状態である。

徳川家康関ヶ原の戦いの戦勝を記念して現在の社殿を造営し、1609年には富士山頂の土地を寄進している。室町時代に始まった富士信仰は江戸時代に盛んとなり、多くの人が富士山に登るようになったが、当社はその表口として賑った。1779年には寺社奉行により、8合目以上が当神社へ寄進されている。徳川家康から寄進された富士山八合目以上の土地の所有権について国との間で裁判となったが、1974年(昭和49年)の最高裁判決により、古来より富士山が当社の神体とされてきたこと、富士信仰の中心地であることから、この土地が当社の境内地であることが確認された。













































































































































神門



































拝殿

















拝殿の中

















本殿・神殿
























































































































































富士山8合目以上の国有地は,富士宮市の富士山本宮浅間神社に対し,神社境内地として無償貸付されていたところ、「社寺等に無償で貸付してある国有財産の処分に関する法律」に基づき奥宮敷地(富士山頂8合目以上)について浅間神社から譲与の申請があり,東海財務局長は,奥宮敷地として譲与申請のあった用地のうち,建造物用地及び儀式又は行事用地のみの譲与を認め,その他の用地については国有存置を適当とするとの行政処分をした。神社側はこれを不服として,昭和32年に東海財務局長を被告として,処分の取消しを求める行政訴訟を提起した。これに対し国は,「宗教活動に必要であるとしても,当該土地について,公益上の必要がある場合は,譲与することができないことになっている。富士山は国民感情および学術その他公共利用の必要性から国有存置の必要性があり,原告の請求は失当である」と主張した。最高裁判所は,「富士山は浅間神社にとって神体山であり,宗教上の儀式,行事に必要な土地に該当する。国有存置ができる場合は,国有財産として管理すべき明白かつ具体的な公益上の必要性のある場合に例外的に許されると解するのが相当で,国の主張のような国民感情や具体的計画に基づかない文化,観光その他の公共の用に供するための国有存置は公益上の必要には当らない」との判断を示し,提訴されて以来17年を経た昭和49年4月9日に神社側勝訴で終止符が打たれた。結果、富士山8合目以上は浅間大社の所有地となった。
  • 湧玉池を見るべきだった。勉強不足。
境内に湧出する富士山からの湧水によってできている。何層にも重なった溶岩の間から湧出しており、特別天然記念物に指定されている。水源の岩上には朱塗りの水屋神社が鎮座している。富士山登山者は、この池の水を霊水として登山前に禊ぎをする風習があり、6月30日の富士山開山の時には、禊神事が行われる。この池の流れ出しが神田川である。





0 件のコメント:

コメントを投稿