尾鷲市から熊野市に向けて、徹底的に海岸線沿いの道路を選んで進むことにした。国道バイパスは山中を突っ切るだけの無粋な道で、旧道の方が絵になる構図の発見に繋がると思ったから。初めのうちはそれで好かった。火力発電所の傍の河口付近の風景。早朝なので光が暗い。
河口付近の小島。
小島に空いた洞門。
尾鷲郊外の漁港。
海岸沿いの旧道を走って好かったのはこの辺りまでで、道は崖を縫って高度が上がり恐怖の絶壁道がクネクネと果てしなく続く。若葉マークなら足が竦む。海岸線を縫っているのに木立が邪魔して海の風景が見えない。単なる時間の無駄、後悔した、熊野市に国道を走って直行すれば良かった。
漸く九鬼漁港に辿り着いた。
ここから先、道は崖道を脱して走り易くはなったが相変わらずのクネクネ道で努力の割には熊野市に近づかない。入江があっても絵にならない。好い加減厭になって海岸沿い旧道に見切りを付けることに。
三木里漁港。このあと、海岸線を離れ山中深くの国道バイパスに出て熊野市に直行、今までの苦労は何だったのかと思われるほどに見る見る近づく。
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