今夜の夜営地「道の駅・花の里いいじま」の近くに「千人塚公園」がある。小高い山上にある。空木岳・南駒ケ岳等がいきなり眼前に展開し、初めてそこから景色見るとこの世のモノとは思えない。その小山に登った。染井吉野は完全に散って若葉の盛りになっていた。ところが八重桜の並木が今を盛りと咲いていた。八重桜というより牡丹桜。花が散るというよりも、ボトンと音を立てて落ちるという感じ、それほど丸々と大きい。
その牡丹桜の中に緑色の花を咲かせた桜が混ざっていた。
↓花はご覧の通り本当に緑色。吾輩は初めて見た。
「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」というらしい。
↓八重桜が盛んに咲いている景色に触発されて吾輩の目に素晴らしい風景画が見えた。これは駐車場から見た仙崖嶺・南駒ケ岳などを背景にする構図。前景の若葉は桜・染井吉野だが、吾輩の目に突如若葉が塗り替えられて満開の桜が咲いた。勿論手前の邪魔なテントや建物は消し去られている。素晴らしい景色ではないか。明日晴れて空気に光が溢れたらここで描く。素晴らしい絵になるだろう。明日の午前の日程は決まった。
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