昨日(土)は午後三時半に長浜市高月の十一面観音・国宝に会って、四時に閉館で閉め出された。そのあと下道を走り続けて、安土町のキヌガサ山・観音正寺の表参道を探究した。今は誰も登らない表参道を遂に発見。前回ボクは新規の裏林道から観音正寺に辿り着いたんだが、今回は303段の石段の真下に着く表林道も探したらそれも発見。明日、表林道から石段の下まで辿ってみることに。林道は表も裏も有料。その後疲れたので、竜王の道の駅「かがみの里」に入り込んで寝た。ここは電波状態が悪くてメールもブログも繋がらないのは分っていたが、疲れたので仕方がなかった。今日(日)は早朝六時四五分に目が覚めた。近江八幡市の長命寺に先ず寄って写真を撮ることに。既に探訪しているんだが、どうしたことかパソコンからデータが消滅してしまったので。西国33ヶ所札所霊場なので写真がないと都合が悪い。前回は808段のきつい石段を登り切って死にそうになったが、今回は写真を写せばいいので手を抜いて車用林道をスイハイと駆け上がった。楽チン。長命寺の開門は八時だったので30分近く石段に坐って待った。次には近くの式内社「大島・奥津島神社」に寄った。ただの郷社。ここで腹具合が下った。トイレがない。もうダメだ、お終いだ(>_<)というとき、百々神社という小っちゃな神社が目に付き、超小っちゃな木造のトイレが付いているのを発見。ボクの腹具合は急げる状態じゃなく、モゾモゾとずっていってトイレにしゃがむのと最後の瞬間がドンピシャリ一致した。ロールペーパーまで付いていた。神様が救って下さったに違いない。御賽銭をはずんで手を合わせたが、遺憾なことに神名を忘れた。ひょっとしたら神名を表示してなかった。今日はこの百々神社で午前の早めに九死に一生を得たことが感激のすべてだった。あとは余禄。余禄の第一番は「安土城址」の再訪。ここも写真データを失ったので。天守閣までを往復したら、右膝の神経を痛めた。もう石段はこりごり。城址の次は近くの「滋賀県立安土城博物館」と「信長の舘」へ。金のかかった大きな博物館。信長の舘には、天守閣の五層・六層が金ぴかりんに再現されている。これでボクは安土城・通。それから観音正寺の表林道と石段303段登りに挑戦するつもりで走っていたら、八日市市の「太郎坊宮」へは直進の標識に遭った。途端に気が変わって観音正寺行きは止めた。太郎坊宮は山上にあるが地図を見ると山上まで車道がついている。実際付いていたんだが、この宮は巨岩・奇岩信仰の神仏習合神社。神社そのものが巨岩を縫ってアップダウンの激しい石段で構成されている。右膝の神経が完全にイカレタ。正式の社名は「阿賀神社」。太郎坊とはこの山の神仏を護持した天狗の名前。このあと国道8号線から国道1号線に乗り換えて水口・土山を経由して三重県・亀山市を目指した。国道8号線を走っていたとき「三上神社」を通った。この神社は端正で好きなので寄ってみた。本殿が国宝。楼門・拝殿が重要文化財。それから国道1号線に入り、途中土山で未だ日没までに陽があったので「田村神社」を探訪した。この神社は郷社だろうが、その在り様は官幣大社クラス。不思議な神社。あとで調べてみよう。さてここは道の駅「関宿(せきじゅく)」。亀山ICの一歩手前。関宿は昔の宿場町の面影を色濃く残している街。女房と訪れたことがある。明日は亀山ICから伊勢自動車道に入り、鳥羽・志摩を目指す。その後は南紀を一周するつもり。南紀は旅のデータとしては重要な位置を占めるんだが、このデータもどうしたことか失われている。再収録するために旅をやり直すなんて、ボクは自分をご苦労な男だと思うが、それを御苦労だと思わない性分なんだから仕方がない。(^.^)/~~~
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