渥美半島の北側・伊勢湾側の海岸線を走って伊良湖岬に近づいた時、この石碑を発見。「伊良湖神社・参道」とある。何かゆかしげに思い探訪することに。
参道は長い。樹相は南国らしい感じ。
鳥居を潜っても南国らしい樹相の参道が続く。
ようやく石段参道に。
本境内へは直角に曲がる。
↓ ナント「神馬(しんめ)舎」がある。近時はよっぽどの大社にしかない。馬は勿論人形、もとい模型。
境内
↑↓ 伊勢神宮・橿原神宮遙拝所
拝殿前の鳥居。
拝殿
拝殿の奥を覗いてみた。中門とその背後の本殿の屋根のてっぺんが見える。
↓ 横手の森から中門と本殿を望む。
〇この神社、田舎の小社に過ぎないが、西行法師の伊勢神宮参拝の折の歌、「何事かおわしますかはしらねども・かたじけなさに涙こぼるる」をつい思い出した。この神社にはそういう雰囲気があった。解せないのは、祭神がタクハタチヂヒメノミコトとあって明らかに女神なのに、屋根の千木の先端が縦に切り落とされていること。これは男神のおわすことを表わし、女神なら水平にはつられている筈なんだが‥これだけのかたじけなさの有る神社のこと、何か謂われがあるのかも。
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