2013年1月18日金曜日

〇四国88札所霊場巡礼、第24番・高知県室戸市室戸岬町「最御崎寺(ほつみさきじ)」

〇「最御崎寺」は「ほつみさきじ」と読む。真言宗豊山派。本尊は虚空蔵菩薩。空海が18歳の頃、室戸岬で虚空蔵求聞持法を修法したことは、空海24歳の時著した「三教指帰(さんごうしいき)」の中に記されている。この寺は、真言宗の由緒ある名刹。
↓ 仁王門。室戸岬燈台が傍に同じ標高で立っている。徒歩でここまで登って来るのは難儀。

昔ながらの遍路道。徳島県南端・第23番「薬王寺」からここまで歩き遍路で辿り着くのは大変。昔のお遍路さんは命懸けで旅をしたのが実感できる。ボクなら途中で絶対倒れる。

境内。正面奥が本堂。
相撲場がある。
大師堂
鐘石。石で叩くと金属音が響く。
袴裾の鐘楼。この鐘楼は有名らしく、NHK大晦日恒例番組「行く年来る年」の除夜の鐘に登場したことがある。
本堂境内へ。
多宝塔。本堂の右側に建っている。何と桜の花が咲いている。実は「最御崎寺」は今回の年末年始旅行で訪れたのではない。二年前の春に探訪した。やはり春に撮った写真は明るい。
本堂。本尊は虚空蔵菩薩。空海が青年時代に室戸岬で虚空蔵求聞持法を修法したことに因む。

本堂左手に鐘楼がもう一つある。
第二鐘楼から、袴裾鐘楼方面を見る。
本堂前から見た多宝塔。
石造・虚空蔵菩薩坐像。石仏の出来が好いので撮影。
石造・十一面観世音菩薩立像
境内風景。名残を惜しんで写した。

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