弥谷寺の歴史・由来
◇霊山信仰
弥谷寺のある弥谷山は、古来より霊山(仏山)として信仰されたといわれ、日本三大霊場(恐山・臼杵磨崖仏・弥谷山)の一つに数えられたとされる。古来より、人々は山々に仏や神が宿ると信じ、その山を霊山(霊峰)と呼び信仰の対象としたとされる。また、この信仰は、お遍路の元となった、辺(遍)路信仰(へじしんこう)の1つともいわれている。弥谷山の霊山信仰では、『山域全体が仏の住む世界であり、水場横の洞窟が極楽浄土の入口だといわれ、特別強く信仰された。』とされ、霊山信仰を持った修験者により刻まれた摩崖仏が今も無数に点在している。また、こういった信仰は現在も残され、水場の洞窟に水経木と呼ばれる真言を書いた木札をお供えし、山頂から流れ落ちてくる霊水で、経木を洗い清める事で(お水まつり)、子孫末裔が現世で安穏(幸せ)に過ごせるよう、多くの方が参拝している。〇真言宗善通寺派。本尊は千手観世音菩薩。
↓金剛拳菩薩像
百八階段
本坊・客殿の門。だと思って入らなかったら、この中にどうやら大師堂・納経所があったらしい。
多宝塔への登り口。
多宝塔
修行大師像
鐘楼
観音堂
十王堂
水場。ここが霊地らしい。
水場から本堂への登り口。
通夜堂か。
崖横を登る。
磨崖仏
本堂
本堂入口
本堂の中
本堂内陣。洞窟の中。
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