〇平城天皇が御譲位の後、この地に「萱の御所」を造営せられ、阿保親王(平城天皇の皇子)の没後、その皇子であった在原業平朝臣が847年に詔を奉じて旧居を精舎として父親王の菩提を弔うと共に、本尊聖観音像を安置して衆生済度のために「法輪を転じて退かず」と発願し、不退転法輪と号し、略して不退寺(業平寺)と称した。
佐保の大通りから左折して一歩入るとこのような路地道が200mほど続いて不退寺の南大門が見えてくる。その前に、JRの踏切を渡る。南大門・重要文化財。セレナが停まっている。
本堂・重要文化財
南大門
睡蓮を育てる大鉢が並んでいる。初夏になると蕾をつけるのだろう。椿の花の背後に本堂がある。
↓多宝塔、と言っても上層を欠いている。重要文化財
池越しに南大門を眺める。
↓本堂
多宝塔
本堂
多宝塔
南大門
椿の種類を教えてくれたが、忘れた。というよりも、耳が遠くなってよく聞き取れなかった。
南大門から池越しに多宝塔を眺める。
〇聖観世音菩薩立像・重要文化財。1.9m。
胡粉を塗られて白い像。花紋模様が極彩色で描かれていたらしい。大きなリボンをして、艶やかな観音像だったらしい。魅力がある。
〇五大明王像・重要文化財
↓ 不動明王
↓ 大威徳(だいいとく)明王
降三世(ごうざんぜい)明王
軍荼利(ぐんだり)明王
金剛夜叉明王
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