〇いよいよ相川金山の地下坑に潜る。
入口。左すれば「道遊坑」。こちらは明治以降の現代風の器械掘り。口を開けている正面の穴が「宗太夫間歩(そうだゆうまぶ)」。こちらは江戸時代に掘られた。入っていく。
地下に溜る水抜きをしている。相川金山の坑道は遂には海抜下にまで至ったので水が溜まり、排水が生命線となった。
↓山留大工。坑道の崩落を防ぐために杭で補強していく。
奥で坐って記帳しているのは、監督人。
奥へ進む。
休息所。横になることを許されたのは、鉱石を掘削する任に当たるものだけ。
写真が90度ひっくり返っている。起こして見ること。
↓狸穴(むじなあな)。金脈を探すために掘られた穴。人一人がせいぜい通れる。ムジナ穴はあちこちにある。
↓これは、請負人が約束通りに穴を掘っているかどうかを検査している。
紐を使っているのが見えるだろうか。
↓この写真も90度ひっくり返っている。
以下二枚は上の写真の拡大。
出口が見えた。
素晴らしい鉱脈に当たったので、幸先を独特の流儀で祈る祭をしている。
不気味。
黒い筋目に金が含まれている。黒い筋は銀の化合した姿らしい。
↓佐渡小判と佐渡一分金
この金塊を、普通の人間は片手で持ち上げられない。
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