2013年8月17日土曜日

〇8/17(土)日向国一宮「都農神社」、何故か熊本県人吉盆地に転じて国宝・重要文化財神社を四つ探訪、阿蘇の「通潤橋」

朝07:00に目覚め。07:30出立。日向国一宮「都農(つの)神社」を朝一番に探訪して、さあ、大分市で豊後国一宮を訪ねてトコトコ帰路を辿ろうと思っていたら、東九州自動車道の延伸具合を勘違いしていて大騒動。自動車道は都農からさらに延岡まで北に延びていると思って入ったら、何と都農が終点。当然逆戻り。そう言えばこの前も同じ過ちをしたなぁ、出雲・山陰道で(>_<)。バカ!頭きたッ、暑いし。それで今回は開き直って、宮崎に戻り・宮崎自動車道をえびの高原JUCまで辿り、九州自動車道に入って人吉盆地の重要文化財探訪の旅に切り替えました。人吉盆地は文化の深い地域なのです。重要文化財神社を四つほど探訪候補に挙げていたんですが、辿り着けたのは三つでした。「老神神社」「岩間熊野座神社」「山田大王神社」。前回探訪した国宝「青井阿蘇神社」にも折角来たんだからと・御挨拶。この神社は、神門・拝殿・奉殿・廊下・本殿、これら一式が全部数年前に国宝になったという凄い神社なんですが、訪れてみるとやっぱり別格の感。観光客も格段に増えていて写真を撮るのに邪魔な程。そのあと、阿蘇の「通潤橋(つうじゅんきょう)」に寄りました。女房が昔、父母と一緒に少女時代に訪れた時の記憶を楽しそうに語ったことがあるので、どんなところかなぁ・と一応気になっていたので、この際この目で見て決着をつけておこうという訳です。チョット見には何でもない石橋。しかしその構造・機能を知れば知るほど実に深い。この橋、橋の上の中央の横っちょから水を噴き出す姿が奇特で有名。それでボクは、橋の上には用水路があって水が流れているのが見えると思っていたんですが、全然違いました。あの橋は、そんな単純な構造じゃないんですね。サイフォンの原理、これを使って農業用水に・谷を跨がせているんですね。橋の横っちょから水を噴き出すのは、橋の中に埋めてあるサイフォンの水管が、泥や草で詰まるのを防ぐためにわざわざ噴き出せるんですね。今は、週末と祝日の正午から噴き出させると決まっているそうです。あの橋には、実に深い思いと技能が秘められているのでした。結局今日の泊まりはJR阿蘇駅の真ん前にある「道の駅・阿蘇」になりました。午後七時前、鈍い色のまん丸の夕陽が阿蘇の外輪山の端に沈んで行くのを見ました。阿蘇五岳が、夕闇の空に青紫色に浮かんでいました。幻想的できれいでした。明日こそ、朝一番にここ・阿蘇カルデラから大分市に下り、豊後一宮を探訪して、それから家に本当に近づこうと思います。遠ざかっては絶対にいけない。明日は確か日曜日の筈。さすれば高速料金の週末割引の適用がある。明日中に高速に入れば・出るのが平日になっても適用がある。これを利用して、出来るだけ高速料金を値切ろうと思います。(^.^)/~~~

0 件のコメント:

コメントを投稿