〇奥の細道より《室の八嶋に詣す。同行曾良が曰く「此神は木の花さくや姫と申て、富士(浅間神社の神と)一体也。無戸室(うつむろ)に入りて焼給(やけたま)ふちかひ(誓い)のみ中に、火火出見(ほほでみ)のみこと生れ給ひしより、室の八嶋と申す。また煙を読習(よみならわ)し侍(はべ)るもこの謂(いわれ)也。将(はた)、このしろという魚を禁ず。縁起の旨、世に伝ふ事も侍りし。》
↑歌枕
〇「煙たつ室のやしまにあらぬ身はこがれしことぞくやしかりける」 大江匡房
〇「いかでかはおもひありともしらすべきむろのやしまのけぶりならでは」 藤原実方
〇「くるる夜は衛士のたく火をそれと見よむろのやしまも宮こならねば」 藤原定家
〇「ながぶればさびしくもあるか煙たつ室の八島の雪の下もえ」 源 実朝
〇「東路の室の八島の秋のいろそれともわからぬ夕けぶりかな」 連歌師・宗長
〇「糸遊(いとゆふ)にむすびつきたるけぶりかな」 松尾芭蕉
「いとゆふ」は陽炎の意味の大和言葉らしい。その意味の漢語は本来は「遊糸」。
↓「芭蕉と室の八嶋 ‥‥昔、このあたりからは不思議な煙が立ちのぼっていたといわれ、「室の八嶋に立つけぶり」は京の歌人たちにしばしば歌われている」
↓芭蕉句碑「糸遊に結びつきたるけぶりかな」
↓「室の八島」入口の鳥居。ここから箱庭のような八島巡りが始まる。ボクは巡りながら数えてみた。ら、ちゃんと八島があった。島それぞれに一名神が祀られている。
一の島
二の島
三の島
四の島
五の島
六の島
七の島に渡る橋
七の島
八の島
↓出口の鳥居
神楽殿
↓拝殿境内へ
↓摂社
↓拝殿↓本殿
すみませ~ん m(--)m 松尾芭蕉=奥の細道って、知ってる程度でコメントがみつかりません。視点をかえて、最新のナビは東京の車線がいっぱいあって、出入りが左右いろいろある、あの難しい首都高も石川ナンバー!で走れちゃうんですか!?すご~い(ノ`∀´)ノカッコイイ
返信削除今どきのナビは、もう凄いです。目的地を認識させてルート設定してしまうと、首都高速だってへっちゃ~らのスイスイです。カッコいいです。ただ、情報が古くて現地と合わないと大混乱、収拾がつきません。すごーくカッコ悪いことになりますので要注意。
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