2014年10月15日水曜日

〇「奥の細道紀行」(58) 福島県飯坂温泉「鯖湖(さばこ)湯」☚芭蕉と曾良が浸かった湯・その候補(2)

〇「奥の細道」で芭蕉が書き留めた「温泉(いでゆ)があったので入った」という湯は、ずっと「滝の湯」だと思われてきた。しかし近時その湯は「鯖湖湯」だったろうという説が有力となった。そこで「鯖湖湯」も探訪。

 ↓「鯖湖湯は飯坂温泉発祥の地とされ、元禄2年(1689年)奥の細道の途中飯坂に立ち寄った松尾芭蕉が湯に浸かったと伝えられる名湯です。日本最古の木造建築共同浴場(明治22年建築)で、平成5年に明治を偲ぶ共同浴場として忠実に再現しました。」

 ↓「飯坂温泉発祥之地」
 ↓「芭蕉と曾良・入浴の地」

↓「その夜、飯塚(飯坂の誤記、写本だからこんなことが起きる)にとまる。温泉あれば湯に入て宿をかるに、土坐に莚を敷て、あやしき貧家也。‥‥」 芭蕉が旅した当時の飯坂は寒村で、温泉街など形成されていなかったことが分かる。
↓曾良は地名を「飯坂」と記している。
 ↓鯖湖湯の真ん前に建つ老舗旅館

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