2014年10月9日木曜日

〇「奥の細道紀行」(52) 奥州二本松宿「安達原・黒塚」 鬼婆が住んでいたという岩屋のある観世寺

〇安達原は、阿武隈川に架かる新大橋を渡った袂にある。観世寺はそこにある。「一隅を照らす」という石碑が建っているから天台宗の寺院。


↓「みちのくの安達ケ原の黒塚に 鬼こもれりと聞くはまことか 平兼盛」


↓奇っ怪な巨岩が蝟集している。
↓謡曲「安達ケ原」の舞台だという。


↓名所・鬼婆供養石


↓鬼婆の住んだ岩屋・笠石






↓中央奥が芭蕉休み石




↓笠石


↓折り石

〇これらの巨岩が、どうしてここに・こんな組み合わせで存在しているのか、不思議といえば不思議。


↓蛇石。白蛇が棲みついていたという伝説があるそう。


巨岩の傍に建つ如意輪観音堂
本堂
↓出刃洗い池
↓鬼婆の像


正岡子規の句碑
「涼しさや聞けば昔は鬼の家」 何の情緒も余韻もない句。
↓五重塔







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