2014年11月2日日曜日

◇11/1(土) 橋本徹vs桜井誠の罵り合い。在特会の中核派・前進社に対するヘイトスピーチ街宣

〇橋本大阪市長と桜井在特会会長の対談を見た。罵り合いに終始してものの10分足らず、対談などではなかった。ボクに連想が働いた、昔見たモハメッド・アリとアントニオ猪木の異業種格闘技対決。猪木がゴングが鳴った途端アリのパンチを警戒してリングに寝てしまい試合にならなかった。この猪木役が橋下徹。橋本は百戦全勝の論争の天才(自分できっとそう確信している)。敵の喧嘩能力・強さを測る能力が天下一品。ボクの見るところ橋本は桜井の論争能力が恐るべきものであることを察知していた。またテーマに関する研究知識智慧において桜井に敵わぬことを自覚していた。橋本は直感的に戦いを避けた。回避の戦法は頭から高飛車に出て相手にならぬこと。橋本が最後に庁舎管理権を振り回して命令を下したのには苦笑した。
〇ボクの感想ではこの罵り合いで、橋本は五割方ボクの評価(これまで高かった)を下げた。桜井は増減なし、というかこれまでを知らないからそもそも評価がない。俄然興味が湧いて桜井誠・在特会のYOU-TUBEを探して見まくった。そしたらあるある。中でも桜井誠会長・在特会の評価を左右する決定的な動画は、彼の率いる在特会が東京都江戸川区の中核派・前進社に殴り込み的な街宣を仕掛けた動画。イヤハヤその街宣スピーチの激越なこと。あの中核派も完全に形無し。「殺人集団を東京湾に叩き込めぇ」 そのヘイト振りは、非難轟々の在日韓国朝鮮人に対する「ヘイトスピーチ」と全く同質・同水準。全く同じで差別や手加減なし。同じなんだが、しかし中核派に対する街宣演説を、差別主義(レイシズム)に基づく人道上許し難いヘイトスピーチと非難する者はおるまい。在特会はこの中核派本部襲撃街宣演説の決行で、在日韓国朝鮮人に対する激越な演説も本来ヘイトスピーチとは異質無縁であることを劇的に示してみせた。分り易い。桜井誠は戦略家だ。橋下徹はこの男とまともに闘うことの不利を直感的に知っている。桜井は時の利も得た。折しも反日自虐報道の雄・朝日新聞の強制連行従軍慰安婦問題での敗北が明らかになって、在特会・桜井会長の戦略が面白いように陽の目をみだした。在日韓国朝鮮人の殆どが日本国による強制連行の結果として在日しているのではないという主張事実が日本人の耳に入り易くなっている。彼は稀代のアジテータ、この点、あの橋本の上。
〇ボクの評価→日本精神の中に本来ある良き伝統の復活の機運を醸成するための捨石の役割を彼が買って出たこと、そしてそれを地道な活動の積み重ねで遂に形と力になるところまで持ってきたことはどうやら動かせない事実。それもこれもインターネットの普及があればこそ。ネット時代の生んだ新しい維新活動家。チャンネル桜の水島総と通じるところがあるなぁ。

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