〇4/20(月) 葉桜を見て新発見。
花の季節、旅をして車で走っていると、時折目を奪われる桜の並木に遭遇する。染井吉野の花がただどこまでも続く単調な並木じゃない。白味の花・赤味の花などが混ざり合った並木。今回舞鶴旅行をして目を奪われた桜並木があった。並木といっても五、六本。葉桜状態。車窓に現れたその葉桜並木の美しさに驚かされた。その不思議な美しさを観察して気が付いた。白味の花の若葉は清々しい黄緑。赤味の花の若葉はあえない橙。そうか、葉桜の若葉は、花の色に相応して色相がはっきり違うのだ。花の色味が違う桜並木が、葉桜状態になって殊更美しさを見せるのは、若葉の色味の違いだけによるのじゃぁない。若葉が混ざることによって、花だけの時のあの華美な驕りの角が取れて和やかな渋い風合いが出る。それと花全体の塊が描き出していた輪郭線の外側に若葉が一斉に覗き出して輪郭線がそれとなくぼやけて朧な粋な感じが出ている。そんなこんなで絶妙の葉桜並木に遭遇して感動させられた次第。以上、報告終わりッ。
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