〇「奥の細道紀行」は遂に最期を迎える。目指すは「明星輪寺」。芭蕉は大垣滞在中この山を訪ねたらしい。行ってみると平野に屹立した石灰山。ニ、三百メートルの高さがある。山頂から見ると眼下に大きなセメント工場が稼働している。車で登るのが憚られる道が続く。
山門に着いた。
↓山門前に芭蕉句碑がある。
《鳩の声身に入(しみ)わたる岩とかな》
↓子守子安地蔵堂
↓宝蔵
↓重文・木造地蔵菩薩半跏像
本堂。本尊・虚空蔵菩薩
↓本堂横の奇怪な岩山。石灰岩。大昔、この山頂は海底だった。
↓蔵王権現堂
〇これで北陸路の探訪は終了。いよいよこの春の流浪の旅で、壺の碑(いしぶみ)・松島・平泉・尾花沢・立石寺・羽黒三山・酒田・象潟・鶴岡の探訪に出る(予定だったが、事務所の山崎さんが虫垂炎・腹膜炎に罹って入院し全治三週間と診断されたのでどうなることか?)。
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