「卯の花清水」はJR東北本線の踏切の傍にある。その踏切で遮断され永らく立ち往生している行列があった。「藤原祭り・義経東下り行列」。実は今日が藤原祭りの日であることをボクは知らなかった。
↓義経役は「吉沢亮」だそう。ボクの知らない俳優。
↓馬も武士も待ちくたびれて暇そう。
↓藤原泰衡。義経の庇護者・秀衡の子で、頼朝の圧力に屈して義経を襲撃した。
↓泉三郎忠衡。秀衡の三男。父の遺命を守り、義経を最後まで裏切らなかった。兄泰衡に攻め殺された。塩竈神社の「文治の燈籠」に名を残す。→リンク先http://takashikun.blogspot.jp/2015/05/blog-post_28.html
↓藤原秀衡。本物の牛車(ぎっしゃ)であることに注目。
牛は牛車が重いとみえてすぐにへたって立ち止まる。従者があわてて牛のケツを押す。もの凄くのどかな光景が展開された。
↓これが東下り中の義経公。行列が動かないので暇そうにしている。
↓北の方(正室)の牛車
↓先頭・武蔵坊弁慶、順に増尾十郎権頭兼房、伊勢三郎義盛、片岡八郎弘継
〇この行列はどうやら二手に別れ、秀衡一行は中尊寺から出迎えに出、義経一行は毛越寺から中尊寺に向かうという趣向らしい。驚くのは最後、金色堂の前まで中尊寺月見坂を登っていくのだそう。月見坂はきつくて長い。馬はまだいい。あのへたれ牛二頭が自力で金色堂まで登れるとは思えない。きっと引き綱を付けてみんなで引っ張り上げるんだろう。
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