『〇三日 天気吉。新庄ヲ立ち、一リ(里)半、元合海。‥‥(合海より禅僧二人同船、清川ニテ別ル。毒海チナミ有り)。一リ(里)半古口ヘ舟ツ(着)クル。‥‥。舟ツ(継)ギテ、三リ(里)半、清川ニ至ル。酒井左衛門殿領也。此の間ニ仙人堂・白糸ノタキ(滝)、右ノ方ニ有り。‥‥』
〇「毒海」という恐ろしげな地名は現存していた。舟方から本合海に至る陸路で、「毒海」土地改良記念碑を発見。「チナミ」の意味は不明。因みに毒海という(珍しい)地名が有ったというメモ書きか。
↓中央の白い崖の所で最上川が大きく屈曲してUターンする。
↓本合海大橋。この橋の右側を下ると直ぐに最上川の本合海・大屈曲がある。
↓最上川がUターンしているのが見て取れるだろう。上が下流。
↓左端に、本合海大橋が見える。
↑↓赤鳥居の向かいの崖の中腹に矢向神社があるそう。祭神は日本武尊。
↓下流から本合海のUターン箇所を見る。右側からUターンして流れてくる。
〇舟便を利用したのは、本合海~清川間24kmほど。途中、「古口」で舟を乗り継いだ。その古口は、「道の駅・とざわ」から少しだけ下流に行った所にある。
↓ 「道の駅・とざわ」 戸沢村にある。何もかもが韓流にイカレた建物で構成されている。名付けて「ももかみの里・高麗館」
↓地元農家の農産物は片隅のプレハブ小屋に押し込められている。名付けて「とざわ農楽市」
〇慙愧に耐えないのは、本合海に
●「芭蕉公園」があり、そこに●「史跡芭蕉乗船之地」の碑が建ち、
●芭蕉と曾良の陶製の像が立ち、
●《五月雨を集めて早し最上川》の句碑が建っていたということを後で知ったこと。準備・研究不足だった。再訪して今度は絶対撮ってくるッ。
芭蕉公園画像リンク先
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