〇「コンセイ様」も柳田國男の「遠野物語」に出てくる。
↓山崎の「金勢神社」
↓手水舎の案内板
↑「コンセイサマ コンセイサマは、金勢様又は金精様と書きます。子宝を願う婦女子が、ここに奉納されている赤い小枕を一つ借りてきて腰元に置き、願いが叶えられれば二つにしてお返しするならわしです。御神体は、男性の象徴を表し、すべての物事を神に結びつけた民間信仰に由来することを示すもので、これは駒形信仰とも混同されるようになりましたが、本来は生産の神として信仰されたもののようです。『遠野物語』第十六話参照↑「コンセイサマ 遠野地方には、民間信仰として多くのコンセイサマが祀られています。中でも、山崎のこのコンセイサマは、巨大な自然石で、高さ一メートル二十五センチ、周囲は最大一メートル九十七センチもある、まさに逸物です。このコンセイサマは、昔からこの地に「祀られていた」との「伝え」だけが残り、実物は久しく見当たりませんでした。ところが、昭和四十七年の災害復旧工事のときに下流の土砂の中から発見され、地域の人々が新しく祠を建てて再びここに祀りました。それからは、毎年五月五日に盛大にお祭りをするようになりました。」
↓御神体の巨大な男根を象徴した石
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