〇4/2(土)晴。京都に行き、西山「勝持寺」「願徳院」、鳥羽「城南宮」に参詣して戻ってきた。
午前9時前、七尾発。午後2時、京都西山「勝持寺」着。この寺は、西行が北面の武士を23歳で辞めて出家したとき落飾(剃髪)した所と伝えられている。西行桜、西行像がある。西行が髭を剃るときに顔を映したという鏡石もある。西行庵も山中に昔あったが、今は無いそう。この寺は「花の寺」と別称される。この寺に隣接して「願徳院」がある。何の変哲もない小寺だが、決して隅に置けない。国宝・如意輪観音像を安置する。この国宝仏像がこの寺に伝来する謂われは釈然としない。とにかく仏像が凄すぎてこの寺に不相応。この後、鳥羽の「城南宮」に参詣。この神社は普通の神社ではない。後鳥羽上皇時代、離宮だった。上皇の90回超の熊野三社御幸の出発禊所になった。幕末の鳥羽伏見の戦いは、この宮に布陣した薩摩軍の砲撃から始まった。元は京都の西南の鬼門を護る神社。未だ探訪してないことが心に引っ掛かっていた京都の神社仏閣の唯一のものだった。午後4時、京都南区発。七尾着、午後8時45分。女房がTVを見ながら寝ていた。言葉を交わした。2、3年前なら野宿して明日(日)何処かで文化財を探訪して帰るところだが、もう老衰してその元気が湧いてこない。さっさと帰って布団の中でヌクヌクして You Tube でも見ながら寝たい。
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