2016年5月30日月曜日

〇「最上稲荷山・妙経寺(二)」 日蓮宗のれっきたる寺院

〇妙経寺は戦国時代末までは天台宗(密教)寺院だったが、江戸時代初期に日蓮宗に改宗。明治時代に日蓮宗を離脱独立して一宗派をなしたが、戦後日蓮宗に復帰。
↓仁王門を入ったところ
 〇新本殿や旧本殿のある広大な一画とは別に仁王門を潜って右側に寺院然とした境内一画がある
 ↓最上稲荷山・妙経寺山門
 ↓山門を潜って左側に大客殿と庫裏
 ↓正面に根本大堂
 ↓参拝門から見た根本大堂
 ↓最上図書館。経蔵の発展形と見ればよいか。
〇今回の再訪で、最上稲荷の奥にやっと足を踏み入れてその不思議な実態を目の当たりにした。神仏習合には、稲荷的神仏習合と修験道的神仏習合の二種類がある。稲荷的神仏習合と云っても稲荷明神を祀っているわけではない。豊川稲荷(曹洞宗寺院)ではダキニ天(インド渡来の仏法守護神)、最上稲荷(日蓮宗寺院)では最上位経王大菩薩(法華経的菩薩)を祀っている。
〇5/3(火)にはもう一つ重要な寺院を総社市で探訪していた。雪舟が少年時代を過ごした宝福寺。次にはその寺を紹介する。最上稲荷探訪と順番が入れ替わったが。

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