〇いかにも古里の道らしいくねった細い旧道を上って行くと磯長神社に着く。近くに推古天皇に至る直近五代の天皇の陵墓が集中している。いかにも聖徳太子の時代にこの地域が大王土(天皇支配領)中心的位置を占めていたことが雰囲気で分る。が、この時代の古代王権の勢力が今思うほど大したものでなかったこともなんとなく分る。
拝殿↓本殿
〇磯長神社に隣接して小野妹子の墓がある。この付近は小野氏の勢力圏だったろう。
↓「道祖・小野妹子墓」 華道の祖らしい
やっと石段を昇り切った
↓小野妹子の墓
円墳
↓「小野妹子之墳」
↓石段を下ったらすごく好い香りの実が神社の鳥居の前一面に散っていた。辺り一帯に甘酸っぱい臭いが満ちていた。踏みつけると甘酸っぱさが鼻を突いた。あんな好い香りの中でひと時を過ごしたのは初めてだった。何の木の実だろう。その辺りに生えていた大木は広葉樹で、ひょっとして椎の木かなぁ。
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