2016年8月27日土曜日

〇8-15(月) 茨城県潮来市「長勝寺」 源頼朝創建の寺

〇この寺は、文治元年(1182)源頼朝の創建と伝承されている(江戸時代に火災で焼失して証拠はない)。臨済宗妙心寺派。本尊は阿弥陀如来
 総門を潜ると山門(三門)が見える
 山門・楼門
 山門を潜ると本堂が見える
 本堂 棟上に源氏の定紋「笹りんどう」を配している。幸運だったのは秘仏本尊阿弥陀如来立像が盆の法会のため御開帳されていて拝観できたこと。小像だった

 ↓勢至堂。多分本尊阿弥陀如来の脇侍の勢至菩薩が安置されている。
 ↓「文治梅」
 ↓「文治梅 ‥‥長勝寺は鐘銘により右大将源頼朝公を開基とする。公お手植の伝説もあり寺の創建文治元年の年号に因んで文治梅と称す。‥」

 重文・銅鐘

 ↓芭蕉句碑「時雨塚」


 ↓「芭蕉時雨塚 たび人と我名よはれむはつしぐれ・はせを
寛政元年1789奥州南部(現北上市)の也鳧庵一艸(やふあん・いっそう。鳧は、けり・かも)が芭蕉翁百年忌を期して建てたという石ぶみです。俳聖芭蕉の崇敬者であった一艸はその境涯にあやかりたいと此に時雨塚を築いて出家、時雨坊を名って各地を行脚し蕉風の高揚につとめました」
 ↓方丈・書院・玄関・庫裡・隠寮は茨城県指定文化財



重要文化財(国指定)
  • 銅鐘 元徳庚午十月の銘あり(1330年作)
茨城県指定有形文化財

  • 楼門
  • 本堂
  • 方丈、書院、玄関、庫裡、隠寮
  • 絹本著色太獄大和尚頂相
  • 絹本著色源頼朝像 狩野洞雲筆 
  • 木造阿弥陀如来及び両脇侍像
  • 木造大迦葉立像
  • 高麗焼茶碗

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