〇「静神社 国指定重文・銅印、県指定文化財・紙本着色三十六歌仙
静神社は、鹿島神宮・香取神宮とともに古くは東国の三守護神とされ、また常陸一の宮の鹿島神宮に次いで二の宮といわれた古い神社である。祭神の建葉槌命(たけはづちのみこと)は日本で初めて織物を織った神といわれている。水戸二代藩主徳川光圀は、静神社を特に崇敬し社殿を改築し奉納されたが、天保12年(1841)火災で焼失し、神明造の社殿は水戸九代藩主徳川斉昭によって再建されたものである。宝物には奈良時代の後期の作といわれ「静神宮印」と刻まれた銅印がある。なおこの地方は昔「静織の里(しどりのさと)」と呼ばれ、初めて織物(綾織(しずおり))を織ったと伝えられている」
一の鳥居
二の鳥居
神門
↓神門の前に「常陸国風土記」の抜粋碑がある。
「常陸風土記 郡西□里(郡の西□里)、静織里(しずおりの里)。上古之時(じょうこのとき)、未識織綾之機(いまだあやおりのはたをしらず)、未在知人(いまだ知る人あらず)。于時(このとき)、此村初織(この村初めて織る)、因名之(よりてこれをなづく)。」
↓織姫像
拝殿
↓本殿
↓重文・銅印 印文は「静神宮印」
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