〇房総半島南部から利根川沿いの道の駅まで引き返す道中に、帰りがけの駄賃に「橘樹神社」を訪れた。上総国二ノ宮。この神社の主祭神は弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)、相殿神は日本武尊 (やまとたけるのみこと- 弟橘比売命の夫)と忍山宿禰 (おしやまのすくね - 弟橘比売命の父)。日本神話のクライマックス的場面に登場する神々。社伝では、日本武尊が東征した際、相模から上総へ渡ろうとした時に海上で暴風に遭った。弟橘媛が海に身を投じて日本武尊の難を救ったことから、日本武尊が弟橘媛の御陵を作り、弟橘媛の櫛を納めて、橘の木を植えて祀ったのに始まると伝える。本殿の背後には、弟橘比売命御陵とされる古墳が残る。本殿が造営されるまで、拝殿から直接古墳を拝む形となっていたという。また、境内の吾妻池はこの墳墓を掘った跡の穴であると伝えられる。
↓拝殿
↓本殿。この背後に乙橘姫の古墳・御陵があるそう。
〇この後、道の駅・水の郷さわらへ。到着は午後八時。
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