2017年4月1日土曜日

〇何と今日は4月1日。つい先だって正月を迎えたのにもう春本番。また週末が来たのでとにかく旅に出る。

〇旅に出ようと思っても、出る際まで行く先が決まらない。土日で行ける範囲は限られている。出遅れたのでとりあえず福井県の未探訪重文を目指すことに。若狭地方は全部探訪済み。越前地方は三つほど残っている。今日はゆっくり越前の残りの重文を探訪し、今夜は名神高速の菩提樹PAで夕食を摂って泊り、日曜日は宇治市・木津川市方面の未探訪重文を手際よく廻って、午後7時頃には帰宅というのはどうだろうかと思ったら納得的だったので福井県に向かって出発。午前11時4分。
〇一つ目は、坂井市三国町滝谷「滝谷寺(たきだんじ)」の重文・鎮守堂。順調に到着。拝観料500円、本堂での解説付き。古刹・大寺。七堂伽藍を久し振りにゆったりと拝観(最近はあくせくし過ぎた)。鎮守堂は小祠。室町時代からほとんど補修もせずに建ち続けているらしい。
〇二つ目は、鯖江市鳥井町「春日神社」の重文・本殿。順調に到着。本殿は覆い屋の中で撮影に難儀。全貌は写せず。15ヵ村からなる郷の総社。現本殿の建立は室町時代らしい。4間半社というから珍しい。春日の神は4柱だから1間に1柱ずつ鎮座しているのだろう。春日4神とは、タケミカヅチ命・フツヌシ命・アメノコヤネ命・ヒメの命。春日大社では4本殿が独立・並列して並んでいる。
〇三つ目は、今立郡池田町(山奥の町)「須波阿須疑(すわあづき)神社」の重文本殿。順調に到着したが、エライ山奥に入った。楽能が伝統芸能で神に奉納されるらしい。田楽と能か。ここも覆い屋の中で全貌を撮影するのは難儀。池田郷の惣社。旧県社。本殿の背後の山に「荒魂(あらたま)大明神」が祀られている。樹齢千数百年と称する大杉。ボクは探訪してみた。死にそうで・もうダメだ諦めようと思ったが、何とかその姿を拝めた。
〇この後、武生ICから北陸自動車道に入りひたすら走って名神高速・菩提寺PAに入り込んだ。夕暮れてきた午後6時20分。アジフライ定食620円を食べて、車中でこのブログを書いている。明日の朝は宇治市に向かう予定。武生では、家に帰って寝ようという誘惑に負けそうになって、ICの料金所を通過して金沢方面と米原方面に分岐する最後の最後まで迷っていたことを告白しておきます。

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