朝五時半過ぎ無事に目覚め。六時過ぎに道の駅を出発。今日の勝負に勝ったも同然。
〇先ず紀美野町の十三神社を探訪。紀の川を渡る直前、西行法師銅像に三度目の出会い。この神社、本摂社三殿が重文。
海南市には国宝・重文が多い。海南市と云ってもすべて文化財は下津地区にある。海南市街と下津は全く別地区。
〇三郷八幡神社。本殿が重文。山上にある小社。周辺どの山もすべてがミカン畑。
〇善福院。国宝釈迦堂がある。再訪
〇福勝寺。高い山の中腹にある。本堂・求聞持堂が重文。住職と半時間話す。平安時代の仏像数体が盗難にあったそう。
〇地蔵峰寺(じぞうぶじ)。福勝寺からさらに一車線の峠道を登る。本堂が重文。中に石造の大きな地蔵菩薩像が祀られている。
有田市(ありだしと読む。ボクはありたしと読んできた)に移って、
〇浄妙寺。薬師堂と多宝塔が重文。重文仏像として薬師如来と両脇侍、十二神将があったが、そのうち神将像六躯が盗難に遭っている。
有田郡広川町に走って、
〇広八幡神社(ひろはちまんじんじゃ)。ここには重文が六棟ある。楼門、拝殿、本摂社4殿(本社・若宮社・高良社・天神社)。宮司と半時間話す。大地震のあと津波襲来を予測し火をかざして村中を走って人々を高台に導いて救ったかの有名な「稲むらの火」の話の舞台はこの神社だった。舞殿(ぶでん)の不思議な音響効果も体験させてもらったが、これには驚かされた。日本七不思議の一つに数えられてもおかしくない。
午後一時半、広川ICから湯浅御坊自動車道に入り、阪和道・京奈和道と走って奈良盆地の真ん中を北上、京滋バイパス・名神・北陸自動車道をひた走って、七時半過ぎ七尾着。強行軍だった。柴咲コウの大河ドラマに間に合った。
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