2018年1月10日水曜日

〇イザペラバードのスケッチした「山形美人」(上山(かみのやま)の美女)

〇イザペラバードは紀行文の中に達者なスケッチを何点か残している。その一点がこれ。
彼女は余程この美女に感銘を受けたのだろう。上山は山形市の南・米沢市の北にある温泉地。彼女の・東北日本の山村・農村の人々の見かけに対する評価は極めて低い。背丈は低く胸は薄く・黄色くて(夏の労働で日焼けが酷かったろう)・日常生活は殆ど裸身で(彼女の旅行は夏だった)不潔で・眼病皮膚病病みが大半だったと書いている。そんな彼女の目を驚かす美人がいたのも事実だった。秋田県でも、宿の女将の美しく立派な風体とその娘達の美しさしとやかさを記述するのに筆を惜しんでない。
因みにボクが山形県尾花沢の道の駅で見たポスターの美少女はこれ。花笠踊り。


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