富山県中央の山奥深くの谷間に存在する「利賀村」探訪に出かけた。目的の一つは、利賀国際芸術祭なるものを毎年盛大にやっているが、どんな所でどんな施設でやっているのか不思議に思っていたので探査をしようという訳。もう一つの目的は、子供達が小さかった頃に利賀村スキー場に滑りに来たことがあったが、そのスキー場が本当に存在したのか、今も在るとしたらどんな所に在ったのか探査しようという訳。井波町が入口にあたる。
庄川の谷に入り、右すると庄川沿いに平村・越中五箇山・そして飛騨白川村に出る。左すると小牧ダムを通って山襞を削って開いた山道を登って行きやがて利賀村に出る。びっくりするほど山奥。どうしてこんな山奥に人が住みついたのかと驚く。
↓彫刻工房が七、八軒入っている。
巨大な七福神の彫刻が立っている
弁財天
毘沙門天
↓工房の一つを訪れる
「どうぞ見て行って下さい」と言われる。「どこから来ましたか」「七尾です」。「仕事は何ですか」「弁護士。そろそろ引退です」。すると「仕事、無いんですか」
剣に巻き付いている
↓「井波彫刻総合会館」があったので入館
風神
↓十二支
館内撮影禁止。禁止する意味が分からない
作品で多いのは、龍と天神様。需要が多いのだろう。
〇井波町と言えば、浄土真宗井波別院「瑞泉寺」。ここの御堂の軒や柱を井波彫刻の粋の作品群が飾っている。
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