〇「天文20年(1551)常安寺の守護神として上杉謙信が岩野蔵王堂からこの地に遷座したと伝えられ、遠州秋葉山と共に秋葉信仰の二大霊山の一つとして有名です。祭神の秋葉三尺坊は厳しい修行の末霊験を示し、我名を唱えれば失火と延焼と一切の火難を逃がすと宣したことから火防の上として信仰されるようになり、江戸時代には全国から大勢の参詣者が集まりました。‥‥」
〇江戸時代、遠州秋葉神社が、栃尾の秋葉神社がお札を出すことに異議を唱えその差し止めを寺社奉行に訴え出た。それに対する裁決は、秋葉三尺坊の元来の修行地が栃尾、修業が成って広宣流布の地に選んだのが遠州秋葉山、故に栃尾の秋葉神社がお札御朱印を出すことに差し支えなしというもの。栃尾の秋葉神社には由緒と権威があるのだ。
↓秋葉三尺坊大権現(拝殿)
↓奥の院(本殿)
↓左・秋葉三尺坊大権現、右・奥の院
〇秋葉神社の別当寺になっているのが、岡の麓にある常安寺。
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