2019年6月19日水曜日

★奥の細道紀行 第20章 大日堂

 裏見の滝からカンマンヶ淵に至るには大谷(だいや)川を渡らねばならない。その渡り口の袂に「大日堂跡」がある。芭蕉と曾良が裏見の滝から大谷川を渡ってカンマンヶ淵に至ったことは確か。そのルートの途次にある大日堂を二人が訪ねたのも確かだろう。芭蕉が大谷川を渡った時、大日堂は建っていた。
 ↓大日橋

  ↓大谷川。「だいやがわ」と読む
 ↓橋上から大日堂跡が見える。川原に見える細長い水溜りは庭園の池。
 ↓大日堂跡


   
↑「大日堂跡 往古は、この周辺を菩提ヶ原と称し、大日如来の堂があった。慶安2(1649)、大楽院の恵海がこれを再建、美しい池のある庭園の中に堂があり、大日如来の石像が安置されていた。明治359月の大洪水で総て流され現在は、堂跡にいくつかの礎石を残すのみとなった。」
 ↓旧大日堂の写真
 ↓松尾芭蕉句碑
右の丸い石が句碑。
  ↓芭蕉句碑。字面が消えて読み取れない

0 件のコメント:

コメントを投稿