2020年2月18日火曜日

★奥の細道紀行 第285章 福井県今庄町⑤「燧ヶ城」

《奥の細道》《鶯の関を過て、湯尾峠を越れば、⑤燧が城(ひうちがじょう)。》
〇今庄町で、燧ヶ城が築かれた山がどの山であるかを比定する行脚に勤しんだ。
 今庄宿の古老が「燧が城」を指示してくれた。それが↑この図で云うと左上。芭蕉の句碑があると明示してある(↓左上の拡大図)。
 ↓JR今庄駅から見た燧が城遺跡のある山。芭蕉句碑を訪ねて登ろうか止めておくか、迷った。湯尾峠を登って既に脚は参っている。句碑まで登れば脚はもう使い物にならないだろう。
 ↓その時、駅裏の商工会の辺りに「芭蕉の句碑」があることを図上で発見。
 ↓行ってみると、これが最高の構図。燧が城を背景に句碑が建っている。
 《義仲の寝覚の山か月可なし
 燧が城登山は省略と決定。↓右端の高い山は藤倉山643m。城山と藤倉山の繋がりは、堀切で遮断しているらしい。


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