今週火曜日、BSP.テレビで「飢餓海峡」を見た。原作水上勉。3時間の大作。出演、三国連太郎・左幸子・伴淳三郎・高倉健・・(懐かしい顔ぶれ)。大変面白かった。早速本棚から水上勉の文庫本「飢餓海峡」を探して手にした。上・下巻、各400P超。久方ぶりの読書をやってみる。実は読書を放棄して久しい。理由は、①脳の老化で折角読んでも記憶に残らない(無駄)。②目の老化で度が合うメガネがない。ハヅキルーペを掛けて挑戦してみた。そして今日(土)に読了。映画に勝る読み応えがあった。感想。映画と原作小説は全く違うもの。水上勉の人間観察は深い。娼妓の世界を交差させた構想・表現は他の追随を許さない。久しぶりに充実した日を過ごせた。
2020年5月23日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿