「流浪の画家」の隆くん
2013年5月31日金曜日
〇佐渡・両津港で「おけさ丸」に乗船、新潟港で下りて本土復帰。
両津港に停泊中の「おけさ丸」。これに乗船する。
船首が口を開ける構造。帰りの船は、船首から入って・船尾から出る。
出港。大佐渡山脈の最高峰が残雪を抱いている。
両津港を後にする。
港外に出た。左に赤い灯台が見える。
高速連絡船に追い越された。
新潟港に入った。新潟造船ドック。
佐渡汽船ドック。
佐渡汽船のりば。
ここに船尾から着岸。
船尾。今や遅しと出庫を待っている。
セレナ君。こう見るとポンコツ・ロートル車に見えない。
〇今日から新潟県・北関東方面の旅を開始する。
〇佐渡島「加茂湖」
佐渡島にも大きな湖がある。ただ一つ、湖がある。それがここ、加茂湖。国仲平野の東端、両津の近くにある。峰々に残雪を戴いて何やらゆかしい大佐渡山脈を遠景にしてなかなか情趣ある風景をなす。
手前の水面は、水を張った田。田植えが終わり・苗が並ぶと絵になりそう。田植え風景ならもっと好い。
桜が未だ咲いている。
〇佐渡島・本間家「能舞台」。展覧の栄誉に浴した。
前夜はここ「道の駅・芸能とトキの里」で過ごした。両津港に向かう途次で偶然発見し、しめしめとばかりに入り込んだ。国仲平野の東寄り、両津にほど近い所にある。
道の駅の真向いに、ナント!二つ目の能舞台がある。「賜展覧・能舞台跡」の碑が立っている。昭和39年に天皇陛下が佐渡島を行幸されたとき、ここで能芸を鑑賞されたらしい。
本間家という佐渡島における能芸の宗匠筋の家柄の承継者が所有しているそう。早朝なので雨戸で覆われている。
本舞台。音響効果を高めるため、床下に二つの甕が埋められているそう。水琴窟を連想すればよいか。
佐渡島には全島で能舞台が十余箇所もある。島の人口は今7万人を切っているそうだから、その割に能舞台の数の多さが異常だと感ずるのはボクだけではあるまい。何故そんなに多いのか、関心はそこに行く。そこを解説したモノに行き当たらなかったが、世阿弥が佐渡に渡って来たことがあったらしい。世阿弥信奉の伝統だと見るのが妥当だろう。
2013年5月30日木曜日
〇佐渡島「大膳神社」。待望の能舞台に回り逢った。
〇大膳神社に辿り着いたのは偶然だった。道に迷ってウロウロしていたら着いた。そしてとうとう佐渡島で初めて能舞台に回り逢った。佐渡島には村々に能舞台がある。その能舞台にここまで一つも逢えなかった。走っていたら自ずといくらでも会えると思っていたが・そんなものではなかった。能舞台は村々の奥ゆかしい所にひっそりとあるらしい。結局道に迷って村の中に紛れ込むことによって初めて出逢えた。↓鳥居・結界があった。
拝殿
拝殿・本殿、蔵。
そして、能舞台・発見。
橋掛かりは溜りにぶつかってUターンして・本舞台の松が描かれた壁の裏の楽屋に通じている。
2013年5月29日水曜日
〇5/25(土)若葉の「那谷寺」
山門
金堂。本尊は超巨大な千手観音菩薩。
本尊・千手観音菩薩立像。巨大。美しい面差し。
鐘楼へ。
鐘楼堂・重文
護摩堂・重文
若葉の中に護摩堂の屋根が見える。
境内に白山神社がある。
芭蕉の句碑。「石山の 石より白し 秋の風」
〇奇岩遊仙峡
大悲閣の屋根が見える。
池の水面に浮かんだ藻が奇妙な紋様を描いている。
〇奇岩を攀じ登った。
岩の頂。
奇岩の上から見下ろした池。
大悲閣拝殿・重文
三重塔・重文
塔内の胎蔵界大日如来坐像。
〇今回初めて書院庫裏・重文、名勝庭園を探訪したが、大したことはなかったので報告を省略。書院・庫裏は工事中。
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