2014年3月30日日曜日
〇『永遠の零(ゼロ)』(百田尚樹)読了。
最後に息詰まるような・話のドラマティックな(放送作家的な)展開があり、読後感はまるで松本清張。ただ・清張の世の濁りをも抉り出し書き切る粘着質の文体と違って・サラサラの文体だから爽やか。「朝日新聞」と思しきジャーナリズムとその新聞記者のイデオロギッシュな偽善性の炙り出し方が定番的でリアリティに欠ける点が不足不満。ボクは、若い時から朝日新聞を進歩的ジャーナリズムと好感して購読してきたが、齢が行くとその偽善性が見えて来て鼻に着き・十年ほど前に購読を止めた。百田尚樹の「海賊と呼ばれた男たち」も読んでみよう。
2014年3月28日金曜日
〇春の訪れ
〇橋の下の甲羅干し。鷹合川・西藤橋橋の上から。
〇鯉達の復帰。土手のコンクリート化工事で居なくなっていた。〇姫踊子草・ヒメオドリコソウの群生
姫踊子草
〇今週末、花見の旅に飛び出そうと思っていたら、女房から日曜日に・次女の婚約相手の親御さんとの初顔合わせの日程が入ってることを知らされた。そうであったことをうっかりしていた。あゝ、飛び出さなくて好かったぁ。
2014年3月27日木曜日
〇浄土真宗十派のうち、ナント四派までが福井県にある。
宗派名 | 本山 | 通称 | 本山所在地 | 所属寺院数 |
---|---|---|---|---|
浄土真宗本願寺派 | 本願寺 | 西本願寺 | 京都市下京区 | 約10,500 |
真宗大谷派 | 真宗本廟 | 東本願寺 | 京都市下京区 | 約8,900 |
真宗高田派 | 専修寺 | 高田本山 | 三重県津市 | 約640 |
真宗佛光寺派 | 佛光寺 | 京都市下京区 | 約390 | |
真宗興正派 | 興正寺 | 京都市下京区 | 約500 | |
真宗木辺派 | 錦織寺 | 滋賀県野洲市 | 約200 | |
真宗出雲路派 | 毫摂寺 | 五分市本山 | 福井県越前市 | 約60 |
真宗誠照寺派 | 誠照寺 | 鯖江本山 | 福井県鯖江市 | 約70 |
真宗三門徒派 | 専照寺 | 中野本山 | 福井県福井市 | 36 |
真宗山元派 | 證誠寺 | 横越本山 | 福井県鯖江市 | 21
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〇宮脇淳子「真実の中国史」「真実の満州史」
春分三連休に買ってきた。文体は口述筆記なのでしまりがないが、内容は出色。中国・シナ、満州・モンゴル、朝鮮・韓国の歴史・民族性・文化の本質・臓腑を抉り出していて目から鱗が落ちる。宮脇淳子の真骨頂は、You-Tubeで見られる小気味好い舌鋒。惚れ惚れする。一見・一読の値打がある。福島瑞穂や田島陽子がペラペラに見える。宮脇淳子は、夫・岡田英弘の東洋史学の薫陶を受けているらしい。彼の八巻全集が妻の手で編集されて近々刊行されるという。取り揃えよう。
〇百田尚樹「永遠の0(ゼロ)」
を、読んでいる。ラバウル・ガダルカナルまで読んだ。ズブズブの太平洋戦争の軍記物なんだが、妙に心に響いて読ませる。文体が素直で読み易いこともある(三島由紀夫の畢生4部作など、キザな文章で読めたもんじゃない)。が、戦後65年も経って書かれたこの軍記物の命は、まるですべてが昨日のことのような新鮮さを以って迫って来るところにある。オリジナリティが確かにある。残り・六割、必ず読み切る。
2014年3月26日水曜日
〇春分の日からの三連休の顛末
春分の日から旅に出るという話はどうなった?報告はまだか(`´)という向きがあろうかと思って一言。春分の日(金)の朝、寒波が来てぶるぶる寒かったです。外出は心臓にも悪そう。で、布団の中でぬくぬくしてYOU.TUBEを見たり読書したりしていたら一日が暮れて、土・日はその惰性でぬくぬくだらだらと過ごしました。で、報告することは全然ありません。宮脇淳子という東洋史学者は大変面白いなぁと思ったことは成果。彼女のシナ・韓国論は目から鱗(゜o゜) この丸五年間、とにかく走り出して旅回りに明け暮れた人生とまるで真逆の三連休の過ごし方でした。老衰かなf(~_~;) あの五年間の旅人生は何であったか。今からあの五年間をやり直せと言っても無理無理。やっぱり老衰か。これからはこれからの五年計画があるはず。心臓も当面達者そうだし。新規五ヶ年計画が済んだら、72歳。予定死亡年齢を1歳オーバー。この年齢段階にふさわしいボクらしい生き方を考えてみよう。狭心症、心筋梗塞蓋然者であることを忘れずに。今週末、暖かい地方では桜がほぼ満開らしい。西行なら老骨に鞭打って遊行している、絶対。西行の様な人生の過ごし方・終わり方は好い。
2014年3月16日日曜日
〇3/16(日)喫茶店エストの絵。
今日昼過ぎ、゛県知事選挙の投票にセレナで出向き、その帰路、エストに寄って昼食を摂り、コーヒーを飲んでゆっくり一服して、鷹合川の工事仕立ての土手道を歩いて自宅に戻った。ら、車庫にセレナが居ない。エストの駐車場に置き忘れたことに気付いた。ので、取りに戻った。戻ったついでにまたコーヒーを飲んでゆっくり一服した。何か変わったことをして・戻ったことにそれなりの重みをつけてやろうと思って店の中を見回すと、ボクの絵が壁に懸かっていることに今更ながら気付いた。コートのポケットにいつも入れてあるカメラを取り出して・絵を写すことに。写したからどうってことは全然ないが、何か新鮮な感じがした。これらの絵を描くために走り回っていた頃のことを想い起こした。ボクは絵を現地でその日のうちに描きあげて次に向かう。この五年間、文化財や観光地の探訪に明け暮れて・絵を描くことからすっかり遠ざかっていたもんだ。絵を描いていた頃が懐かしい。額のガラス面の反射がきつくて見苦しいけど・我慢して下さい。
〇十年前。戸隠山・鏡池
〇五年前、最上川・大淀
〇四年前、丹後半島北・屏風岩
〇数年前、白馬村・大出
〇八年前、エストのおかあさん。この絵は葉書大の小ささ。
絵を描かなくなって久しい。寂しい。
2014年3月15日土曜日
〇3/14、今日(金)退院してきました。悪運、未だ尽きず。
心臓の調子がハッキリ悪い状態で入院。核医学検査の自転車漕ぎも・心電図室のトレッドミル(競歩みたいなヤツ)も直ぐにギブアップ。主治医もカテーテル造影検査の前から治療するつもり。治療を受けながら主治医らの話を聞いてると、狭窄部は十年前の最初の患部らしい。普段血管のない所に応援隊が二筋も血路を開いて梗塞下流域に救援に駆けつけていて、それで狭窄部がしかと特定できるらしい。それにしても血管細胞は不思議な性質の持主。血流が途絶えて悲鳴をあげる細胞達の許に・道なき道に血路を切り開いて救援に赴く。そして治療が功を奏して正規の血流が回復すると、忽然と臨時の血管を閉ざしてしまう。今回の治療は、長目のステントを狭窄部に置き、その手前の狭窄部も・風船を膨らませて硬化した血管を押し広げたらしい。これで胸苦しかった心臓がスッキリ。主治医が手術台の上のボクに訊いた。「どんなもんですか(すっきりしたでしょう)」。ボクは「分らん」と答えた。階段の上り下りでもしてみないと分らんのが実情。部屋に戻り傷口が塞がってから散歩に出てわざわざ階段を上り下りしてみたら、全然苦しくなかった。昨年晩秋の旅先では、石段を四段登る度に一服したもの。ナースクラブの待遇の好いのには嬉しくなる。美人揃いだし。個性豊かでもある。家の手前で・エストに寄った。退院して先ずしたかったことは、エストでコーヒーを飲むこと。それから車庫にセレナを入れてそのまま国分界隈の散歩に出た。ちょっとやそっとの散歩では・胸が苦しくなりそうもない。春分の日あたりに久し振りに近畿へ旅してみようかなぁ。ということで、ボクは元気になっています。(^.^)/~~~
2014年3月9日日曜日
〇3-9(日)明日・月曜日、入院します。主治医から半年前に指定されていた予定入院。
循環器内科で心臓カテーテル検査を受け、悪運が尽きていなければ心臓カテーテル治療を受けます。願わくば治療可能な部位の狭窄でありますように。そしてまた心臓に爽やかな鼓動を回復して娑婆に明るい顔で舞い戻って来れますように。今回の入院は、ふてくされて・ナースクラブにちょっと遊びに行って来ますなどとふざけておれません。去年晩秋から続いている胸の重苦しさを何とか除去して貰いたい一心で待ち焦がれていたものです。本当はもっと前に入院すべきだったかも知れませんが、入院もかれこれ二十回近くになるとさすがに辟易して救急車でも来ない限りわざわざ予定外に入院する気になりません。不図気付いたんですが、ボクは67歳になりました。父の逝った歳も奇しくも67歳。悪運が尽きるとすればこの辺りかなぁf(~_~;)。カテーテル治療が可能な部位の狭窄かどうかで、悪運が尽きたかどうかが決まります。十年前に緊急入院した時は三人娘が未だ学生・生徒で必死でしたが、今はみんな大きくなったので・ボクはどっちでも好いです。気楽です(^.^)/~~~
●ダイアルアップ接続通信の契約を切ったので、入院中無線通信はできませんのでお含みおき下さい。ブログが途絶えても、死んだからとは限りませんのでf^_^;
●ダイアルアップ接続通信の契約を切ったので、入院中無線通信はできませんのでお含みおき下さい。ブログが途絶えても、死んだからとは限りませんのでf^_^;
2014年3月6日木曜日
2014年3月4日火曜日
2014年3月3日月曜日
〇3-3(月)鷹合川に春、発見。
昼食にエストに行く途中、鷹合川岸で《姫踊子草(ひめおどりこそう)》を発見。いつの間にか春が忍び寄っていた。今冬は雪が降らないので、地べたの草花の開花が早そう。
対岸。これが怪しからん。護岸工事中。この辺りは、背の高い草が繁茂する土手で、鯉や鯰の棲息地だった。その生態系が破壊された。ここはもう彼らの安住の地ではない。タライの中と同じ。