2019年4月30日火曜日

〇2019-4-30(火)益田市で重文二箇所、津和野で重文鷲原八幡神社と太鼓谷稲荷神社、萩市で重文二寺と幕末史蹟を探訪。

〇益田市
 染羽天石勝(そめばあめのいわかつ)神社。本殿が重文


万福寺。本堂が重文。庭は雪舟作と伝える




〇津和野町
 太鼓谷稲荷神社。山の中腹の境内に居たら、蒸気機関車が遠く谷の底をポッポーと汽笛を鳴らしながら津和野駅に向かって走って来た。みんな、思わず手を振っていた。
↓表参道の千本鳥居
 表門
 新拝殿
鷲原八幡神社。楼門・拝殿・本殿が重文。痛みがひどくなっている。
↓有名な流鏑馬神事が行われる馬場

 重文楼門

 重文拝殿
 覆い屋の中にある重文本殿

★津和野では、他に森鴎外記念館、城跡にリフトで登る、永明寺(津和野藩主の菩提寺)探訪等を予定していたが、膝が弱くなっていたので大事を取って中止した。県議選で清水真一路君の後援会長をして七尾の街を歩き回ったのが今になってこたえてきた。昼食抜きの生活が祟ったのかなとも思い、津和野の道の駅で久し振りにカツ丼で昼飯を摂った。ウェイトレスはインド系の顔立ちの娘だった。
萩市。
 先ず東光寺。↓重文総門
 重文楼門
 重文鐘楼
 重文本殿
 背後に毛利藩主の廟所がある



野山獄・岩倉獄
↓野山獄。士族が入れられた。吉田松陰も入ったが、彼はここで囚人に教育を施した。尊皇攘夷の烈士11名がここで斬首された。
 岩倉獄。庶民が入れられた
 当時の牢はもっと大きかった。
 常念寺の表門・重文

 高杉晋作立志像。誕生地の近くにある


〇今晩の泊りは、萩市道の駅「シーマート」。萩に重文建造物5棟ある寺の探訪をし残した。大照院という。明朝そこを参拝していよいよ念願の長門市に入る。明日の夕方、九州に入れるか。

2019年4月29日月曜日

〇2019-4-29(月) 松江城(国宝)、古代出雲歴史博物館、旧JR大社駅(重文)、大田市「道の駅ロード銀山」

〇最初に国宝昇格後初めて松江城に行く。風格を備えた美しい天守閣。



〇出雲大社の真横にある古代出雲歴史博物館へは、荒神谷遺跡から出土した同県・銅矛、加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸の圧倒的な陳列を見に行った。
↓荒神谷遺跡から出た銅剣・銅矛。三分割しないと全容が撮れない


↓加茂岩倉遺跡出土の銅鐸。一列の展示でないので四方から撮った。


〇旧JR大社駅。写真家に大人気。今日は凄い数の車が押し寄せたらしい。ボクが辿り着いたのは夕方近くで、それでも写真撮りが絶えなかった。駅舎は重文。線路・機関車まで残してある。


 ↓改札口

 ↓プラットホームの間隔だけ線路が敷かれている。


2019年4月27日土曜日

〇2019+4+27(土) 鳥取で鳥取城跡と仁風閣、倉吉で白壁の蔵と赤瓦の街並、蒜山高原,大山で船上山

〇朝来から鳥取まで100km近くあった。10時半、鳥取城に到着。城の扇御殿後に明治40年に建築された重文「仁風閣」を見学。この洋館は、大正天皇が皇太子時代に鳥取県に行啓されたとき、その行在所として元鳥取藩主池田侯爵が馳走した。
↓久松山。山頂に天守があった。




 ↓城の石垣と仁風閣

 ↓二階の食堂
〇倉吉に寄ることに。三朝(みささ)温泉を通るルートを行く。国宝「投入堂」で有名な三徳山(みとくさん)三仏寺の前を通る。この寺、ボクは何年か前に訪ねた。どうしても国宝や重文の建造物に逢いたくて。しかし何と、連れがないと(単独行では)それらの建物がある危険な山中には立入禁止。そこはロッククライミングの場面が続く修験道の世界らしい。こんな寺は外にない。
倉吉は、白壁の蔵と赤瓦の街並で聞こえる。一見するために寄った。




 ↓たい焼き・たこ焼き店。たい焼き一匹を買い食い。
〇蒜山高原に登る。岡山県にある。子供達と行った時の美しい風景が忘れられずにもう一度行ってみることに。しかし低気圧が来ているらしく小雨模様で大山は見えず仕舞い。凍えた。ボクが絵を描いている間に子供達が遊んだレジャーランドは今もあった。

 ↓晴れれば大山が見える

〇かつて夕陽を背景に見た船上山(せんじょうせん)にも再訪。衝撃的な姿の山だった(マグマが冷えて柱状節理を成している。東尋坊が山の上にあると思えば分りが好い)。それが逆光で好い写真が残らなかったので再挑戦することに。ところが小雨の中の撮影となり今回もまた好い写真にならなかった。



↑この山は日本史に登場する。後醍醐天皇が、島流しにされていた隠岐を脱出し名和氏が勢力を張っていた本土海岸に上陸し、地侍豪族の名和長年の加勢を得てこの船上山山頂の金石寺(こんしゃくじ)に立て籠もった。そして攻め上って来た北条方の軍勢を下して亰へ向かう。
〇船上山から日本海に向けて真っ直ぐ下って海岸に出たら道の駅赤崎があった。夕方6時。今日はここで泊まる。この道に泊るのは二度目ではないか。