塩尻北から伊那谷・駒ヶ根に来て、天竜川東岸の火山(ひやま)という在所で絵を描いた。もう冬が近いというのに意外なことにここではリンゴの樹が未だ赤い実をたわわに付けている。そのリンゴの樹々と遠景の中央アルプス(木曽山脈)の取り合わせが魅力的に思えた。
飛んで来て柿の木に止まったこの鳥は何鳥?
今日描いた絵。小高い果樹園の上にキリスト教会がありその前で描いた。所要二時間半。果樹園の描写が旨くいかなかった。
この後南下して明日描く地点の探索がてら飯島町にあるという道の駅を探した。道の駅の案内表示が見つからないまま中川村に入った。この村の大草という在所に風景画の奥田憲三先生一行と描きに来たことがある。奥田先生の好みの風景は新建材の住宅が建てられて台無し。↓角度をずらして写したので余り好い構図ではない。銀杏の葉もすっかり落ちている。
中川村から松川町に入る境界が、天竜川に架かる天竜橋。この橋上で絵になる構図を発見。もう夕暮れで写真は綺麗でない。いずれここで必ず描く。ここの好いところは、駐車場が近くに確保できることと、橋の上の広い歩道で安全に描けること
この時点ではルートイン飯田に宿をとる腹。さらに南下し飯田市の手前で念のためルートインの空き室状況をチェックしたら何と×印。仕方ないので伊那のルートインを予約。伊那谷の道の駅は、飯島町以外には高遠から南下した山中に旧長谷村の道の駅があるだけ。気温は日中からもう4度Cに下がって寒かったし、野宿はあっさり断念。Uターンして北上。今日もホテルの湯船に浸かり髯を剃った。
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