西の湖から流れ出して琵琶湖に注ぐのが長命寺川。「長命寺」までは近い。旅の最後は、かつて山麓まで行ったが未だ登山を敢行していなかった長命寺の石段登りに挑戦することに。
琵琶湖周航歌の歌詞では「西国十番長命寺」となっているが、本当は「西国三十一番」だった。
石段登りは実にきつかった。石段登りに挑戦した人達の半分は途中で落伍していった。段数が多いだけでない、段差がきつい。安土城の石段も段差がきつかったがそれに迫る。
ここは、車による登山道の終点。ここまで自転車で登攀してきた猛者に出遭った。
頂上近し。
遂に登頂。
三仏堂。釈迦・弥陀・薬師の三尊が祀られている。
長命寺護法権現社。神仏習合そのものの名残。
太郎坊大権現。神仏習合の名残だろう。
巌が御神体?
琵琶湖の展望。
太郎坊大権現から見た長命寺。
六処権現影向石(ろくしょごんげんようこうせき)
長命寺山。この山中に「長命寺」がある。
下山し「能登川水車」を見学して帰ることに。ここにも、安土城の麓まで湖水が及んでいた時代の名残の湖沼があった。水車のある風景は絵にならない。
目を奪われたのは大鯉。人工の浅くて狭い長い水路の中に棲息している。70~90cm級の巨大な鯉が無数にウヨウヨ。餌を呉れると思って寄って来る。よくぞ盗られずにここまで大きくなったものと感心させられる。
この後また八日市ICから名神高速に入り米原JCTから北陸道へ。SAがある毎に飛び込んで一服しながら家路に。絵画の収穫は乏しい晩秋の旅だった。やれやれf(-_-;)
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