午後1時過ぎ、明日香村に到着。その中心を目指す。セレナを駆りながら思う、いつ来ても明日香(飛鳥)は版図が狭くまた田舎臭い。ここで興った古代王朝の権力構造や国家規模については過大な幻想を抱いてはなるまい。明日香村では駐車料金はどこも500円。僕は村営駐車場に入った。入口でオバサンが「スイマセン、500円お願いしま~す」僕は訊いた、最終は何時ですか?答えは「何時でも。明日の朝でもいいですよ」。隣が「石舞台」、一昔前は「石舞台古墳」と言われていたが今は「石舞台」。この石舞台、24年前に家族旅行で訪れた時はタダで自由に見学できたのに今日来て見れば柵で囲い込まれて見学料250円也。管理する必要性が生じたということか?
この石舞台、蘇我馬子の墓であり古墳だったという言い伝えがある。大化の改新後、表土が剥がされ骸が暴かれた、その無残な姿を留めているのが石舞台だという。この遺跡に立って見ると、この言い伝えは妙に説得力がある。
次に「岡寺」を目指して歩き出した。
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