2012年3月10日土曜日

〇西国33所観音霊場・第29番京都府舞鶴市「青葉山・松尾寺」

第29番は「青葉山・松尾寺」。真言宗醍醐派の古刹。青葉山は若狭方面から眺めると綺麗な富士の形。それが丹後舞鶴方面から見ると嶺の連なる雄々しい山容。大山が丁度これに似ている。伯耆の国から見ると伯耆富士、出雲の国から見ると雄々しい台形の大山。青葉山の中腹に登って行くと古刹がある。それが松尾寺。
↓山門へ
山門前に「大判焼き」を売っていた。
さらに一段高く昇ると本堂境内。

本堂。「栗まんじゅう」を売っていた。本尊は「馬頭観音菩薩」。青葉山の裏側(若狭側)に中山寺がある、ここも古刹。そこの本尊も馬頭観音。さらに若狭の最古刹・馬居寺(まごじ)の本尊も馬頭観音。いずれも国指定重要文化財。



↓姫路市書写山・円教寺の山上参道沿いに並んでいる33所観音像のうち第29番松尾寺・馬頭観音菩薩坐像の似姿像。
↓「日本の仏像・講談社」の裏表紙見開きに松尾寺本尊・馬頭観音坐像の絵を発見。

本堂から大師堂に渡る廊下
大師堂

鐘楼
境内
一切経蔵
地蔵堂か?
神社がある。神仏習合の名残か。
本堂境内から見下ろした山門
中山寺、馬居寺の馬頭観音像は有名で写真にもなっているので、後で取り出して紹介しよう。

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