2012年6月12日火曜日

〇無宿流浪の旅に出てから描いた風景画(2)

伊那谷・駒ヶ根高原駒が池。秋。

戸隠・鏡池。先に来て描いていた絵描きさん二人が、帰り際ボクに対し「お先に失礼します」と最敬礼していった。

滋賀県北近江・余呉湖

伊那谷飯岡町・千人塚公園。

長野県旧白馬村・大出。先に来て描いていた絵画グループのリーダーが帰り際、「素晴らしい絵ですね」との言葉を残していった。
〇人によく訊かれる、「絵は現場ですべて描いてくるんですか、家に帰ってから仕上げるんですか」
 ボクは現場ですべて描く。家に帰ってから絵に手を入れることはない。だから現場では集中力を発揮しなければならない。寝不足では好い絵を描けない。筆を措いたときは、絵の出来はともかく疲れ果てている。
 「現場で何時間ほどで描くんですか」
 早ければ1時間半、遅くとも3時間半。

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