〇室生寺は、奈良県と三重県の境にある室生谷の山奥にある。女人高野の異名を持つが、昔は踏破して入山するしかなく、それ自体が大変な修業だったろう。この深山幽谷に国宝・重文の堂塔・仏像が宝の山を成して鎮まっている、それが室生寺。不思議な世界があるもの。仏教美術・文化財に関心を持つ者は何度も訪れねばならない。
↓「女人高野・室生寺」
真言宗室生寺派大本山
↓赤門
↓山門へ。右に三本杉が立っている。
↓護摩堂。赤門を入ると正面にある。
↓山門
↓山門を潜って内側から見る。
↓直角に左折して石段を登る。上に見えているのが国宝・金堂。
↓仁和寺の修行僧の一団と出逢った。この一団に付いていったら、お蔭ですべての仏像に参拝できた。
↓石段の上の境内に登ると、左に「弥勒堂」重文がある。杮葺(こけらぶき)の屋根が腐ってきて修繕を要する状態になっているそうで、浄財を募っている。
↓弥勒堂の本尊「弥勒菩薩立像」重文。小さい。足が短かすぎて美しい仏像ではない。
↓弥勒堂の圧巻は、客仏の国宝「釈迦如来坐像」。羅髪がない。
この横顔が素晴らしい。
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