お釈迦様がその生涯を懸けて示されたことは、ボクなりに整理すると次の様なことではないか。
①守るべき戒律。②悟りを得るための修行の段取り・方法。③悟り=煩悩からの解放=輪廻からの解脱(悟ればどうして輪廻から離脱できるのか、その仕組み・機構はよく分からない。が、お釈迦様がそう説かれるのだから信ずるしかない)。④涅槃の境地を身を以って示された。⑤釈迦の教説の根本にあったモノは慈悲の心。
釈迦在世中から弟子達が釈迦教団を形成していた。釈迦の説いた戒律・修行方法は弟子から弟子に継承された(その中から悟り・涅槃に達した者が出たかどうかは分らない)。
○釈迦仏教についての特記事項。①釈迦は修行によって個々人が救済され得る可能性を説いたのであって、人類全体をまとめて救済することは悲願の外にあった。釈迦仏教の世界には、大乗仏教の説く・各種の衆生救済メニューを担う如来や・この世に留まって衆生を救済しようとする多くの菩薩は全く存在しなかった(大乗とは、衆生を乗せる大きな乗り物の謂い)。大乗仏教は、釈迦入滅後約500年後に北インドに現れた大思想家・龍樹の独創にかかる。②釈迦は経典を一切作らなかった。「不立文字(ふりゅうもんじ)」。教えは身を以って弟子から弟子に伝承された。さすがに百年も経過すると、教団内に正統・異端論争が生じた。一次結集(けつじゅう)が開かれ伝承されてきた釈迦の教えの整理統合がなされた。結集は三次まであったらしい。その成果は、阿含経の中にその一部として姿を留めていると言う。③釈迦は霊魂の存在の有無やその消滅不滅について一切語らなかった。輪廻していく実体が何であるかは不明。
釈迦仏教はアショカ王の時代に北インドで隆盛期を迎えたが、その後は衰微の一途を辿りやがてヒンズー教・ジャイナ教に吸収されてインドでは完全に消滅した。中国唐代に玄奘三蔵が経典を求めて北インドに入った当時仏教は既に消滅過程に入っていたらしい。元々釈迦仏教は、インドの土俗宗教を基礎にしていたので吸収消滅は自然の成り行きと言えば言える。釈迦仏教は消滅したが、お釈迦様は今もインドではヒンズー教の聖人の一人として尊敬されている。シャカ国は現在のネパール辺りにあったらしい。
また早々と旅に出られて!大丈夫なの?と思っていたら、なんと、連休だったのですね~ 気付かなかった。あ~羨ましい~(~ε゜;)なんだか私の背中はコブが2つになって!?重くって! (´ヘ`;) こうしてるうちにだんだん腰が曲がってくのかしら!?いかん、いかん!自然界の動物を見習って、努力しようっと (*ゝ∀・)v 道中気をつけて、新しい発見してきて下さいませ ('∀'+)
返信削除背中にコブが二つ???「二コブらくだ」を想えばいいんですかぁf(~_~;)それは絶対ナイなぁ。今度の旅行は、思いがけない遺蹟・風景との遭遇の連続でした。ボクもまだ写真を見てないんですが、好い写真が撮れてれば好いなぁ。(^.^)/~~~
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