2012年9月7日金曜日

〇中辺路「継桜王子」・南方熊楠が護った巨樹の森←エコの始源・一方杉(一)

〇熊野古道「継桜(つぎざくら)王子」に到着。前日夕方訪れたのにまた来た。玉置神社に行く途中、道の駅「奥熊野ほんぐう 」で目にした観光案内書で、継桜王子社境内の巨樹軍が明治時代に、南方熊楠の生態系保護運動によって伐採を免れ守られたことを知ったから。知ったうえは再訪し、その護持状態を克明にこの目で見、撮影しておかねば‥と思ったから。
↓「とがの木茶屋」の傍にセレナを駐車。この茶屋は熊野古道を歩く人の世界では有名らしい。茶屋の前の道が熊野古道。今は舗装されてしまっているので、この部分は世界遺産登録から外されているが。

↓石に刻まれているのは、右「継桜王子」、左・三本足の八咫烏。
「とがの木茶屋」
茶屋の内部。旅人は誰でも自由に休息できる。お茶の用意もされている。
↓茶屋の隣の休憩所

↓「継桜王子社」

鳥居の横の境内に、大杉が聳えている。
↓大杉を見上げる。枝葉が一方だけを指して伸びている。「一方杉」。熊野那智大社の方角を指しているんだそう。

↓石段を登る。
最初に迎えてくれる二本の大杉は圧倒的に立派。
右の杉

左の杉

左右の杉の根方に穴が空いている。
右の杉の洞(うろ)
左の杉の洞。悲しむべき状態になっている。





石段を登り切ると、小さな神社が建っている。

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