初山宝林寺は、江戸時代の初期、寛文4年(1664年)に、旗本金指近藤家二代目当主、登之助貞用公の招きに応じた中国の高僧、独湛禅師によって開創された黄檗宗(禅宗)の寺院です。
以来数十人の雲水(修行僧)が禅を探究する黄檗禅の専門道場として栄え、現在でも創建当時の面影を残す「佛殿」と「方丈」には、御本尊釈迦三尊像や、独湛禅師像をはじめ数多くの諸仏を祀り、国の重要文化財に指定されています。
山門
境内。正面に本堂・重文
以下、本堂・重文。中国・明代の建築様式。
本堂内部。本尊は釈迦如来。禅宗寺では本尊に釈迦如来像を祀ることが多い。
本堂真後ろに祀ってある・多分弥勒菩薩像。京都広隆寺の国宝・弥勒菩薩坐像とそっくり。
本堂向かって右側にある報恩堂。
本堂真後ろから見た方丈の門。
以下、方丈・重文
方丈左手前にある阿弥陀三石仏。中央・阿弥陀如来、向かって右・観世音菩薩、左・大勢至菩薩。
龍文堂
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