●差出人: "みばやし たかし"
宛先: "七重ちゃん"
件名 : Re: 入院お見舞い申し上げます
日時 : 2013年3月7日 19:03
ボクの入院の方はあんまり芳しくありません。検査だけで出てくる予定が治療をされました。主治医は女房の弟。「タカシさん、治療するぞっ」の一言でボクの運命が決まりました。治療をした冠動脈部位は動脈硬化が進んで石のように硬くてバルーンに高い気圧をかけて膨らませても思うようにいかなかったみたい。治療用のステントはその内側からバルーンを膨らませて拡張させ、それからバルーンを収縮させて引き抜いていき、あとに広がったまま元に戻らないステントを血管内に残す段取りなんですが、気圧(本当は水の様なものを入れるから水圧かな)をドンドン上げていっても硬い血管をうまく広げられなかったようです。四度挑戦して五度目は「止めておこう」との主治医の判断で今日はここまで。中途半端に終わりました。治療室を出た後一晩、胸苦しくてナンカ悲観的な気分になりました。夜が明けたら胸苦しさは大いに改善していて楽観的気分も回復をみました。ボクが厭なのは、治療を受けると以降半年間三ヶ月毎に検査入院しなければならないこと。今後の予定を大いに制限歪曲されます。体重が三kgも増えて不摂生だったことは否めません。糖尿値も腎臓機能値も目に見えて悪化していました。退院したら食生活の改善から取り組まなければなりません。運動もきちんとしなければなりません。七重ちゃんに叱られても仕方がありませんね。反省していますf(>_<)。
○差出人: "七重"
宛先:
"takashi kun"
件名 : 検査結果
日時 : 2013年3月8日 2:01
やっぱり何か有りましたか、いつも無罪放免と言うわけにはいきませんね。ドキッとしますね、何せ相手は心臓ですから、周りとしては心配です。私は悪い結果を告げられた時、先ずどうやって自分の気持ちを立て直そうかと思いました。動脈硬化は御同様です、固くなっているのは心臓だけでは有りませんからね。長生きをしたいとは思わないのですが、人に迷惑を掛けない最期で有りたいと思うのです。そうすると食生活などに気をつけてきちんと暮さざるを得ないのです。もう今迄のような私から見れば過激な旅はやめてのんびりと心に染み込ませるような旅をしてください。階段や坂はもう一生分登ったから登らない、絵を画く、従妹達全部に一枚ずつ行き渡らせる。人様に感謝されるお仕事をする。
先ず食生活の改善、自分で出来なかったら〇〇先生に協力をお願いする、平素、不義理してると頼めませんねー、そうしたら□□姉さんに教えを乞う。
感性を鈍らせてつまらないご隠居にはならないでください。年寄りに心配を掛けないように、順番を守る事。
●差出人: "みばやし たかし"
宛先: "七重ちゃん"
件名 : Re: 検査結果
日時 : 2013年3月8日 10:49
七重ちゃんの言葉は、一言一言がみんな心に染みて来ます。人のことを心配する言葉に魂がこもっています。肉親の事だから心配するという次元を超えている。一種菩薩のような心を感じます。七重ちゃんに心配をかけるような人間は悪いヤツの様な気がします。この辺りでボクは、自分らしく生き抜いて見せる人生修行の旅の最後のチャンスを与えられているのだと自覚して今更ながら巻き直しを図ってみようと思います。反省してみれば、ボクはこの頃自分を見失っていたと思います。冠動脈の硬化・狭窄で循環器内科に最初の入院をしたのがもう九年も前。あれ以来節制して、裕・主治医から糖尿病の教科書的模範患者だとお墨付きを戴いた時期もありましたが、その時と比べてみると今の体重は8~9kgも多い。それだけでもうなってない。食事療法と運動療法、この両方は守るべき常軌を逸脱していたと思います。それにしても今日の七重ちゃんのメールはボクに足元を照らし行く手を指し示してくれました。もう一度ボクは自分を見い出す努力をします。「絵を画く、従妹達全部に一枚ずつ行き渡らせる」←七重ちゃんの口から発せられたこの言葉、意外なほどボクの心の中で輝きだしました。目標を与えられた気がします。ボクの中に元々あってないがしろにされていた何モノかに陽が当たったような気がします。そのモノをそれに相応しく取り出して育ててやろうと思います。有難うございました。(^.^)/~~~
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