〇９／２９（日）秋日和、京都市伏見区を探訪。「勧修寺（かじゅうじ）」「随心院」「寶塔寺」。

名神高速・菩提寺ＰＡで目覚め。時刻は07:40、旅先で、こんなに遅く目覚めることは滅多にない。
目当ての「勧修寺（かじゅうじ）」到着は09:30。多分一番乗り。庭園が売りの寺院。ハイ（這い）ビャクシンの木は見事。枝が文字通り地面を這って・大きな円を形作っている。庭園は、芝の平地と大池に二分されている。重要文化財建造物は、書院のみ。
「随心院」は近くにある。醍醐寺も近い。門跡寺院で格式高い造り。だが、重要文化財建造物はない。その代わり本堂で、本尊・如意輪観音坐像、重要文化財・薩侘菩薩坐像、重要文化財・阿弥陀如来坐像などの仏像を間近で心ゆくまで堪能できる。仏像は本尊をはじめとして本来こうして祀られるべきだという・ボクの理想の姿を示して呉れていて嬉しかった。秘仏化しても、信仰的有難味や文化財的価値が増えることは決してない。そういう時代に入って久しい。この寺院、小野小町と縁（ゆかり）が深い。境内に「化粧水井戸」や深草少将その他の貴公子から貰った恋文を埋めたという「文塚」がある。書院には、老いさらばえた小町像の掛軸も。
｢寶塔寺」も近かったんだが、山上の駐車場に入ろうとして迫るのは至難だった。行ったり来たりの繰り返し。でも、到達した。執念。日蓮宗寺院。重要文化財は、総門・多宝塔・本堂。ここで多宝塔を撮ろうとしてレンズを向けたら、日向なのにフラッシュが立ち上がり・そのままシャッターを押したら・パチッとカメラの中で音がして壊れた。ヒューズが飛んだような感じ。他の愛用していたカメラを落としてレンズを傷付けて以来、この小さくて便利なカメラを酷使し過ぎたかも。
12:30を過ぎていたので帰路に。七尾到着、17:30。堺市長選で、大阪維新の会が敗北。