清白寺(せいはくじ)は、山梨県山梨市にある寺院。宗派は臨済宗妙心寺派、本尊は釈迦如来。
清白寺は正慶2年(1333年)あるいは観応2年(1351年)の創建。『甲斐国志』によれば開基は足利尊氏で、国家安泰戦勝祈願所として創立し、二世住職で夢窓疎石の高弟清渓通徹により開創され、清渓が師の夢窓を開山と位置づけている。総門―放生池―三門(鐘楼門)―仏殿―本堂が一直線に並ぶ、禅宗形式に沿った配置となっている。
文化財
仏殿 国宝。身舎(もや)組物の墨書銘によれば応永22年(1415年)の建立。入母屋造、檜皮葺小形の方三間裳階(もこし)付形式で、大規模仏殿に用いられる意匠をそのまま小型化した建築であると評される。
庫裏 国の重要文化財。元禄2~6年(1689年~1693年)に再建されたと考えられ、江戸時代中期の禅宗寺院庫裏として貴重である。
総門
総門を潜ると、三門(鐘楼門)が見えてくる。
三門・鐘楼門
三門を潜ると、国宝・仏殿が見えてくる。
国宝・仏殿、正面。
仏殿・側面。
仏殿、斜め後ろから見る。
仏殿、背後から見る。
本堂
仏殿、真後ろから見る。
式台、本堂右横に繋がる。
重文・庫裏。式台の右側に繋がる。
重文・庫裏、正面。
庫裏。斜め前方から見る。
〇清楚感がある禅宗寺院。拝観料は取らない。檀家が多そう。
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