高山市国府町には外にも、熊野神社の重文・本殿と安国寺の国宝・経蔵がある。国宝・経蔵の方は既に探訪済みなので、今回は熊野神社を目指したが、見つからなかった。道を歩いていた地元の老人にも道を訊き懇切に教わったんだが、行き着かなかった。老人の話では、折角行っても本殿は見えないという話でもあったので、探索に執念を燃やさなかった。高山市で残るのは、総和町の国分寺。国分寺というんだから・国府町に近いんだろうと予測していたが、豈はからんや・高山市街地の真ん中に戻ってしまった。帰路を辿りながら探訪の旅をするという思惑からは大いに段取が狂ったが、別に腹も立たなかった。探訪できればそれで好しッ。
↓国分寺・山門
山門を潜ると、鐘楼門がある。その背後に森のように広がる緑は大イチョウ一本の繁り。鐘楼門の右手に三重塔が建っている。姿が好い。
本堂前の大イチョウ。左に小さく見える建築物が鐘楼門。
大イチョウ。樹齢1200年だそう。寺の開創以来ここに生えていることになる。
以下、重文・本堂
本堂・側面
↓国分寺が開創された奈良時代、この地に七重塔が建っていたという。その心礎だという。
〇申し込めば仏像の特別拝観ができるという案内があったので申込み。本堂・内陣に入った。以下の写真は、ボクが写真類はありませんかと尋ねたら・奥から出してきてくれた。
↓重文・聖観世音菩薩立像。等身大。近くにあった国分尼寺が廃寺になったとき、その寺の本尊であったこの像が国分寺に移されたという。
↓重文・薬師如来坐像。国分寺・御本尊。等身坐像。↓阿弥陀如来坐像。小型。
↓円空上人作・弁財天象。
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